店舗にクリーニングを出す場合は、分かりやすい安心感がある一方で、自分で預けに行って、仕上がった後に引き取りに行く、という手間があるため億劫に感じてしまう方も多いのではないかと思います。
そこで、自宅にいながらもクリーニングに出すことができる宅配クリーニングがここ最近注目を集めてきています。働きながらなのでなかなか時間を捻出できない会社員の方、また少しでも効率的に家事をこなして育児や趣味に集中したい主婦の方など様々な方のライフスタイルの助けとなるのが宅配クリーニングなのです。
ただ、宅配クリーニングといってもここ数年で専門店や地元のクリーニング店など、かなりの数が増えていているので、いざクリーニングに出してみようと思ってもどこが良いのかわからず、迷ってしまうというのが問題です。
そんな方におすすめするのは、以下の5つのポイントを軸にして宅配クリーニングを選定してみましょう。
- 用途を明確にする
- 料金が極端に安くないか
- クリーニングの技術は申し分ないか
- 納期は許容範囲内か
- 保管する場合の期間は問題ないか
当サイトでは、おすすめの宅配クリーニングや目的に合わせた選び方といった情報を初心者の方向けに分かりやすく紹介しています。便利かどうか、またお得かどうか、といったところはお住いの地域によって変わってくるかと思いますが、いくつか候補がある場合になるべく満足度の高い選択がご自身でできるようにお手伝いしています。
まずは、宅配クリーニングを体験してみたいという方は、当サイトでおすすめしているところを使ってみてはいかがでしょうか。
間違いない!おすすめの宅配クリーニングは「リネット」
おすすめポイント1
おすすめポイント2
おすすめポイント3
宅配クリーニングの選び方
宅配クリーニングは下記の5つのポイントを踏まえたうえで選んでみましょう。
- 用途を明確にする
- 料金が極端に安くないか
- クリーニングの技術は申し分ないか
- 納期は許容範囲内か
- 保管する場合の期間は問題ないか
いままでは、最寄りの店舗型クリーニング店に持ち込んでいた方も多いかと思いますが、選べるようになると意外と迷ってしまうことは多いです。
そのような場合は、5つのポイントを整理しておくことでご自身が求めている理想の宅配クリーニングサービスを見つけることができますよ!
利用目的を明確にする
まず、宅配クリーニングを利用するときの目的が何なのかをはっきりさせておくことが大切です。宅配クリーニングはそれぞれサービスの売りとなる強みがあります。
宅配クリーニングの利用目的がはっきりしているとたくさんある選択肢のなかから早い段階で自分にあったところを探し出すことができます。
たとえば、宅配クリーニングを利用する目的は下記のようなものです。
- 深夜や早朝にクリーニングを出したい
- パック式でまとめてクリーニング代を安く済ませたい
- 冬物や夏物などクリーニングと合わせて預かってもらいたい
- 高級ブランドや特殊素材の衣類をクリーニングに出したい
- ボタン付けや染み抜きのオプションを合わせて受けたい
どの宅配クリーニングのサービスでも上記の内容は受けることができる場合が多いですが、どの要望も高い水準で叶えてくれるようなところは残念ながら少ないです。もちろんこれは、両立が難しいという意味合いも含みます。
この宅配クリーニングの利用目的をはっきりさせておくことで、必然的に満足度の高いサービスを選ぶことができるということになりますので、はじめに考えをまとめたうえで比較検討してみましょう。
料金が極端に安くないか
クリーニング費用を安く抑えたいという方は多いと思いますが、あまりにも料金が安い宅配クリーニングは要注意です。
そもそもクリーニングは、「ドライクリーニング」「ランドリー」「ウエットクリーニング」の3つの方法のなかで洗濯物にあった洗い方を行います。
それらの方法で上手な仕上げができるかどうか、ということに加えて、高品質に仕上げるための機械や洗剤、依頼された量をこなせるだけのスタッフの雇用など、クリーニングを行うための一連の流れの中にかかってくるコストが料金に反映されています。
極端にクリーニング料金が安い場合は、これらの本来必要になってくるコストのどこかが低い水準である可能性があります。それらは、最終的にサービスの質に跳ね返ってくるので、あまりにも安い料金の宅配クリーニングは気を付けたほうが良いのです。
クリーニングの技術は申し分ないか
宅配クリーニングのサービスを全国的に行っているからといってクリーニングの質が高いとは限りません。
とはいえ、私たちがクリーニングの技術の良さを見極めるのはなかなか難しいことでもあります。口コミなどで評価が良い宅配クリーニングのサービスを利用するという方法もありますが、とりあえずお試しでワイシャツなどの簡単な物をクリーニングに出してみて仕上がりを確認してみることをおすすめします。
ワイシャツはクリーニング師の試験でも出題される項目のひとつでもありますが、質が高い仕事をこなす職人はこのようなアイテムの仕上げにもこだわります。逆に簡単な物の仕上げが不得意であれば、単価の高いアイテムのクリーニングも不安に感じてしまいますよね。
全く宅配クリーニングを利用したことがない方は、どのような流れで利用できるのか、といったことを把握するためにも、まずはワイシャツのような簡単なものからクリーニングに出してみると良いでしょう。
納期は許容範囲内か
店舗型のクリーニング店と大きく違う点は、比較的仕上がりまでの納期がかかってしまう点です。
よく当日仕上げなどのサービスは聞いたことがあると思いますが、宅配クリーニングでは基本的に当日仕上げはありません。どちらかというと急いでクリーニングをしてもらうよりも保管や品質といった点を重視するようなサービスになります。
ただ、比較的仕上がりまでの納期がかかるといっても宅配クリーニングのサービスによって基準がどの程度の日数に設定されているかは様々ですので、利用する前に納期が許容範囲内かは必ず確認しておきましょう。
宅配クリーニングゆえにお住いの地域によって、そのスピードは異なってきます。このあたりも全国的に展開して、拠点数が多い宅配クリーニングサービスであれば、早い場合が多いです。
お住いの地域が送料を含めていくらぐらいなのか、と合わせて納期感もチェックしておきましょう。
保管する場合の期間は問題ないか
コートやジャケットなど収納にお困りの方は多いと思います。そのようなときに便利なのが宅配クリーニングの保管サービスです。
実は店舗型のクリーニング店でも保管サービスを行っていたりするのですが、宅配クリーニングのほうが保管料は安い場合も多いです。
ただ、いくつか注意しておかなければいけないことがあります。
- サービスによって保管期間の上限が異なる
- クリーニング会社によって保管数には限りがある
衣替えのタイミングで預ける方が多いのですが、この季節になると「保管数の上限に達しました」などのお知らせが宅配クリーニング会社からよく届きます。
スペースに限りのあるクローゼット内をスッキリ整理して、収納スペースをうまく活用するためにも宅配クリーニングの保管サービスはおすすめですよ!
宅配クリーニングおすすめ一覧
宅配クリーニングのおすすめランキングを紹介します。
リネット | リナビス | せんたく便 | ネクシー | キレイナ | |
料金目安(税込み) | Yシャツ:319円 スーツ上下:1,771円 コート:2,090円 | 衣類3点コース:7,524円 | 最速5パック:7,678円 | Yシャツ:363円 スーツ上下:759円 コート:1,870円 | Yシャツ:2,200円 スーツ上下:7,150円 コート:7,700円 |
送料 | 1万円以上で無料 | 無料 | 無料 | 7,000円以上で無料 | 7,000円以上で片道無料 |
パック・単品 | パック・単品 | パックのみ | パックのみ | パック・単品 | パック・単品 |
保管サービス | 最大8か月 | 最大12ヵ月 | 最大11か月 | 最大7か月 | 最大9か月 |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
会員登録 | |||||
納期目安 | 2日~ | 5日~ | 5日~ | 6日~ | 7日~ |
公式サイト |
リネット
リナビス
せんたく便
ネクシー
キレイナ
その他の宅配クリーニング
その他の宅配クリーニングも実際に利用してみた口コミを掲載しますので、ぜひご覧ください。
- クリーニングモンスター
- カジタク
- リコーベ
- クリラボ
- ホワイト急便
- ワードローブトリートメント
- クリーニング東京
- 美服パック
宅配クリーニングの使い方や流れ
宅配クリーニングを利用するときの主な流れは下記のとおりです。
- 宅配クリーニング会社のサイトから注文する
- 対象のアイテムを梱包する
- 集配業者に預ける
- クリーニング料金が確定
- 仕上がったアイテムが届く
宅配クリーニング会社によって少し流れは異なりますが、基本的な手順は同じなのではじめての方でも簡単に使えるようになっています。
宅配クリーニング会社のサイトから注文する
まずは、宅配クリーニング会社のサイトから依頼したいアイテムやサービスを選択して注文します。
キャンペーンやクリーニング代がお得になるパック、染み抜きや防水加工といったオプションを利用することができます。
宅配クリーニング会社によっては、会員登録をすることによってクリーニングの値段が安くなったりする場合もありますので、検討してみると良いでしょう。
支払い方法はクレジットカードや代引きなど選択できる場合が多いです。
対象のアイテムを梱包する
クリーニングしたい対象のアイテムを梱包していきます。
宅配クリーニングのサービスによって梱包方法が異なるため事前に確認しておきましょう。
- 紙袋や箱、段ボールを自分で用意する
- 専用のバッグを利用する
- 配達業者の段ボールを利用する
自宅にあった箱や段ボールを利用する場合は、サイズの上限がある場合があるので、あまり大きすぎないように注意しましょう。
また、送料が1つの箱ごとに発生するため、なるべくひとつにまとめるようにしたほうが無駄な出費を抑えることができます。
集配業者に預ける
しっかり梱包ができたら配達ドライバーに預けます。
サイトから注文する際に集荷の日時も指定する場合がありますが、お住いの地域や宅配クリーニングのサービスによって集荷時間が異なります。
宅急便として宅配ボックスを利用したり、コンビニエンスストアに持ち込む場合は、集荷の時間を気にすることなく24時間いつでも預けることができるので便利です。
クリーニング料金が確定
クリーニング料金がいくらになるのかは、宅配クリーニング会社に発送したアイテムが届き、検品が完了してから見積もりが行われる段階で分かるようになります。
発送したアイテムの漏れや注文したオプションサービスが見積もりに入っているかどうかを確認します。
問題がなければ了承後、クリーニングが開始されます。
仕上がったアイテムが届く
クリーニングが終了したら宅配便で自宅に届きます。
預けたものの仕上がりに問題ないかをなるべく早い段階で確認しておきましょう。もし下記のような箇所が気になるようであれば、再仕上げを受け付けている宅配クリーニングサービスがあります。
- シミ落ちが落ちてない
- シワが気になる
- プリーツの仕上がりが気になる
再仕上げの申請に期限が設けられている場合があるため、注意が必要です。
宅配クリーニングの注意点
宅配クリーニングでも残念ながらトラブルに発展してしまったという話は尽きません。人の手によるサービスなので、仕方がないこともありますが、可能な限りトラブルが発生してしまう前に防いでおきたいですよね。
はじめて利用する方は、いつも以上に注意して確認したうえでクリーニングに出すと、公開や失敗を減らすことができます。
注意するポイントは下記のとおりです。
- 取り扱いができないアイテムに該当していないか
- オプションや追加料金の形態・納期
- 梱包方法やサイズをキッチリ測定
- 仕上がりの確認をすぐにおこなう
これらは少し気にかけてチェックしておくだけなので、所要時間としてはそこまでかからないと思います。
取り扱いができないアイテムに該当していないか
店舗型のクリーニング屋さんでは、受付担当の方が簡単にチェックしてくれるので、自分でそこまで意識しなくても良いのですが、宅配クリーニングの場合は発送するまえにしっかり確認しておく必要があります。
たとえば下記のような商品はお断りされることがあります。
- 汚れやキズの程度がひどいもの
- 濡れたままの乾いてないもの
- 洗濯表示がすべて×のもの
- 靴下や下着、水着など肌に身に付けるもの
意外とダメなものがあったりするので、利用する宅配クリーニングサイトを確認するか、事前に問題なくクリーニングしてもらえるかを問い合わせておきましょう。
オプションや追加料金の形態・納期
宅配クリーニングによって「シミ抜き」や「毛玉・毛取り」を無料におこなってくれるところもありますが、それらはサービスの違いによって様々です。
大抵の宅配クリーニングは追加料金の発生するオプションを設けている場合が多く、それらをクリーニングと合わせて実施してもらいたいのであれば、あらかじめ把握しておく必要があります。
また、通常のクリーニングと違うオプションが入っていると、納期も通常より長くかかってしまうことが良くあります。通常は、宅配クリーニング側から納期がどの程度になるのかお知らせされるはずですが、時間に余裕がない場合は事前に確認しておきましょう。
梱包方法やサイズをキッチリ測定
コスパよく宅配クリーニングを利用するときに重要になってくるのが、送料がどのような価格で設定されているかです。
段ボールで発送する際は、その大きさ1つあたりによって送料が設定されている場合もあるため、家にあるからといって必要以上に大きい段ボールで梱包してしまうと無駄に送料が発生してしまいます。
また、クリーニング工場から発送された荷物を受け取ることができなかった場合は、再発送となり、追加の送料を請求されることがあるため注意が必要です。
ただ、有料の会員やクリーニングの利用料金の合計金額によって送料が無料になるケースもありますので、もしまとめて宅配クリーニングを利用する場合には、うまく活用するとコスパよくクリーニングを利用することができます。
仕上がりの確認をすぐにおこなう
よく起こりがちなトラブルとしては、思っていたような仕上がりになっていないケースです。
衣替えのタイミングでクリーニングに出す方も多いと思いますが、クリーニングが終わって仕上がりを確認せずに届いたまま保管しておくと、変なところにシワができていたり、シミが落ち切れてなかったりと、思わぬ事態が起こりえます。
すぐにこちら側で確認して再度クリーニングを依頼することができれば問題ないのですが、基本的には再洗濯を依頼するためには1週間以内など期限が設けられています。
このあたりは、仮に宅配クリーニング側のミスだったとしても永久に再受付をしてしまうとキリがないというところなので仕方がないのですが、信頼をおけるクリーニング会社であっても仕上がり後の確認はすぐに行い、問題がないか確認しておきましょう。
すぐに確認ができていれば大きなトラブルへと発展はしづらいので必ずチェックしましょう。